本コースの紹介

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4S2010
国際会議のプレジデンタルセッション

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4S2010
国際会議の書籍販売

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文部省実測図
(1896年。第一高等学校生徒の作品を教育用掛図にしたもの)

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ケーニッヒの音響分析機
(1890年頃。駒場博物館蔵)

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フーコーの回転鏡
(1890年頃。駒場博物館蔵)

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電気衡(19世紀末。駒場博物館蔵)

科学技術は、自然を独自の方法で解明・活用し、社会の諸分野に大きな変化を生じさせてきました。その営みは、人々に恩恵をもたらすと同時に、自然と社会を急激かつ大規模に変化させることで、深刻な問題も生み出してきました。

本コースでは、自然科学の基礎的な理解と人文社会科学に関する幅広い知識に基づき、科学技術が現代社会に提起している問題を深く検討し、積極的な提案をなしうる人材を養成します。すなわち、科学技術を、歴史的、哲学・倫理学的、社会的な観点から分析し、科学技術の社会的文化的文脈やその政治的倫理的な含意を考察します。そして、現代社会において科学技術がどのような役割を果たしているのか、また社会に恩恵をもたらす科学技術であるために、今後、どのような方向に発展していくべきかを探求します。学問分野でいえば、科学史・技術史、科学哲学・技術哲学、科学技術社会論、応用倫理学などが教授されます。授業では基礎知識を学ぶ「概論」と批判的思考能力及び調査・表現の手法を学ぶ「演習」が中心科目として開講され、特定のテーマを扱う特論科目も取ることができます。

本コースの開講科目には以上の学問分野が含まれますが、このほかにも他コースや他学科の教員によって、ほとんど全分野にわたるさまざまな科目が開講されており、本コースの学生はそれらを関心に応じて単位取得することができます。ただし、語学(英語、独語、仏語など)と自然科学の各科目から、ある一定の単位数を取得することを要請しており、語学力と自然科学の基本的な素養を重視しています。また卒業論文を課しており、勉学・研究の成果を卒業論文に集約してまとめることを重視しています。

本コースの学生は、その関心に応じて、かなり自由に学ぶことができます。たとえば、科学史に重点をおいて、科学史関係の科目や科学史に必要な自然科学の科目を集中的にとることも、あるいは応用倫理に重点をおいて、倫理に関係する科目や倫理的に問題になりそうな自然科学の科目(たとえば生命科学や脳科学、情報科学など)を集中的にとることもできます。自由に学べるということは、逆にいえば、しっかりした履修計画を立ててどの科目をとるかを選定することが望ましいことを意味します。自分がもっている問題関心に沿ってどのような履修計画を立てていくかは、コースの教員に相談し決めていくことができます。

卒業生の進路は、官公庁、報道、出版、金融、教育、製造業などさまざまです。毎年数名は大学院に進学します。総合文化研究科で科学史、科学哲学、科学技術社会論を専攻する卒業生のほかに、東京大学内の他の研究科や、他大学の大学院に進学する卒業生もいます。

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教員一覧

氏名 専門分野 大学院所属
石原 孝二(准教授) 科学技術哲学・現象学 総合文化研究科 相関基礎科学系
岡本 拓司(准教授) 科学技術史 総合文化研究科 相関基礎科学系
鈴木 貴之(准教授) 科学哲学・心の哲学 総合文化研究科 相関基礎科学系
信原 幸弘(教授) 科学哲学・心の哲学 総合文化研究科 相関基礎科学系
橋本 毅彦(教授) 科学技術史 総合文化研究科 相関基礎科学系
廣野 喜幸(教授) 生命論 総合文化研究科 相関基礎科学系
藤垣 裕子(教授) 科学技術社会論 総合文化研究科 広域システム科学系
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